～解体工事の重機①～

解体工事に使われる重機について説明します。

～油圧ショベルの種類～

・ミニサイズ
　前幅:約1ｍ　全長:約4ｍ
　油圧ショベルの中で0.1が小さいサイズと言われていますが、0.1のサイズよりも小さいのが特徴です。
　
・0.1㎥サイズ　(コンマイチ、ミニユンボ)
　前幅:約1.7ｍ　全長:約4.5ｍ
ミニサイズとコンマイチを所持していない業者の場合、
狭い現場は手作業になることもあります。

・0.15㎥サイズ（コンマイチゴー）
前幅:約1.5ｍ　全長:約4.7ｍ
スタンダードな油圧ショベルよりも少し小さいサイズです。
コンマイチよりも全長が大きく、４トントラックに乗せて走ることもできます。

・0.2㎥サイズ（コンマ二）
前幅:約2ｍ　全長:約5.2ｍ
小さめになりで、主に木造住宅の解体工事で使用されることが多いタイプです。

・0.25㎥サイズ（コンマニーゴー）
前幅:約2.2ｍ　全長:約6ｍ
解体作業時に一番多く使われるスタンダードなサイズです。
木造住宅の解体工事に向いており、コンマ二と前幅はあまり変わりませんが、全長が長くなります。

・0.45㎥サイズ（コンマヨンゴー）
前幅:約2.5ｍ　全長:約7.3ｍ
やや大ぶりなサイズ感で、全幅もコンマニーゴーと比較すると、1m以上も大きくなります。
鉄筋コンクリート造などで活躍し、アパートや工場などの解体に使用されるのが一般的です。

・0.7㎥サイズ（コンマナナ）
前幅:約2.8ｍ　全長:約9.4ｍ
解体工事に使用される油圧ショベルの中では最大の大きさともいわれていて、
全長は10ｍほどなので、高さのある建物の解体にも活躍します。
主にアパートや工場などの鉄筋コンクリート造や鉄骨造の解体で使用されます。