~建物の構造②~
2023/06/23
~建物の構造②~
建物の骨組みとなる建築材料を表す言葉が建物構造です。
②鉄骨造(S造)
建物の骨組みの部分に鉄を用いた構造で、Steel(鋼鉄)の頭文字をとってS造とも呼ばれます。
鉄骨造は鋼材の厚みによって6mm未満は軽量鉄骨造、6mm以上は重量鉄骨造に分類されるのが一般的です。
重量鉄骨造を建設する場合、柱や梁を溶接により接合し枠を一体化します。
いわゆる「鉄骨ラーメン構造」を使って建てていきます。ラーメン構造は設計の自由度が高く、
様々な空間に用いられています。
軽量鉄骨の場合は、柱や梁をボルト接合で固定する「鉄骨軸組工法(ブレース工法)」が使われています。
これは木造の在来工法と同じ工法で、柱や梁が木の代わりに鉄骨で構成されています。
鉄骨造住宅の法定耐用年数は、骨格材の厚さが3mm以下の場合は19年、3mmを超え
4mm以下の場合は27年、4mmを超える場合は34年とそれぞれ定められています。
・鉄骨造のメリット
重量鉄骨造は間取りを自由に設計でき、大きな建築物も実現可能、
その一方で軽量鉄骨造は間取りに制限がかかりますが、コストが抑えられ短納期で仕上げることができます。
目的に合わせ柔軟に選択でき、RC造やSRC造と比較して工期も短くコストも抑えて建設できます。
・鉄骨造のデメリット
重量鉄骨造であっても、遮音性はRC造やSRC造には劣り、
マンションであれば近隣の生活音が聞こえる可能性もあります。
そして、鉄は熱に弱く、耐火性は決して高くない構造です。燃焼温度が上昇すると鉄骨の強度は低下し、
最悪倒壊する恐れもあります。耐火性能を求める場合はRC造の方がよいでしょう。
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