～解体工事の重機③～

解体工事に使われる重機について説明します。

～アタッチメントの名前～
解体重機に使用される油圧ショベルは、アームの先端にあるアタッチメントを変える事ができ、
アタッチメントを変えることで、さまざまな用途に使用できます。

・カッター
ペンチのような構造が取り入れられているアタッチメントで、
ハサミの様な刃物が付いているので、鉄筋やコンクリートなどを挟んで切断できます。
主に、鉄骨造やRC造の解体に使用されます。

・フォーク（グラップル）
挟むタイプのアタッチメントで、家屋の解体のほかにも建具の移動や選別作業にも使用されます。
　
・ブレーカー（ハンマー）
素材を粉砕することが可能です。
　巨大な筒状の金属でできているので、鉄筋や岩石をも簡単に粉砕します。
　主にコンクリート造の解体や基礎部分の粉砕に使用されています。
解体工事以外にも道路工事や採石場でも使用されています。

・スケルトンバケット（ふるいバスケット）
　通常のバケットに対して網目が作られていて、土とコンクリートを
　ふるいにかけて分別するのが主な使用方法です。

・大割（クラッシャー）、小割（パクラー）圧砕機
　コンクリートなどの粉砕に使用されますが、ブレーカーとは違って挟んで砕きます。