～脱炭素について①～

脱炭素とは、温室効果ガスの排出を抑えようという運動です。
温室効果ガスとは二酸化炭素、メタンガス、一酸化二窒素、フロンガスなどを含んだ地球に有害なガスを指します。
CO2(二酸化炭素)には、地表の熱が地球の外へ逃げるのを抑える「温室効果」という働きがあります。
地球温暖化を防ぐには、CO2を削減する必要があることから「脱炭素化」が進められるようになりました。
CO2の排出が「実質ゼロ」となった社会のことを「脱炭素社会」と呼びます。

～脱炭素の理由～
①地球温暖化による気候変動
地球の温度が上昇すると、海面上昇や酸性化、洪水や干ばつなど、
自然環境や私たちの生活にも大きな影響をもたらすといわれています。
②経済への影響
　地球温暖化が進むと、農地面積の減少や異常気象による生産量の減少、農業の損失。
海面上昇による砂浜の減少により海岸部のレジャーの影響や気温上昇の影響で、
夏季の環境快適度の低下により環境業の縮小が推測されています。
気温上昇によって死亡率と疾病率が上がるとともに労働生産性の減少が起きかねません。

その他にも、脱炭素によって環境問題や経済問題などが改善されていくと考えられています。