～脱炭素について②～

～脱炭素に繋がるエネルギー資源の始まり～
16世紀イギリスにて石炭（石油燃料）が発見され、その後1709年コークスという燃料の発明に繋がり、
18世紀に産業革命が起こり、蒸気機関車が走り出したりと革命が起こった。
そののち1859年、石炭よりも安く、使いやすい石油がアメリカにて採掘された。
1870年、ロックフェラーによりスタンダードオイルが作り出され、
1883年、ダイムラー(後にメルセデス・ベンツの創業に繋がる者)によりガソリンで動くエンジン車の発明、
1903年、ライト兄弟にて飛行機が発明…と石油産業となった。
一般的に石油が主なエネルギーになったのは、1960年。

～エネルギー資源と環境問題～
石油や石炭により世界は発展していきましたが、地球環境が何かおかしいとなり、
1988年IPCCによって創設され環境破壊の調査が始められました。そして、
2001年、第三次報告で人類活動による環境破壊の証拠が入ったと報告が上がりました。
2007年、人類活動の結果、温暖化が進んでいる事は、疑う余地はないとされ、
2014年、温室効果ガスは主に、二酸化炭素(CO2)によるものだと確定。
2015年、このままだと地球が滅亡するという世界的な問題になりました。

また、人類が使用しているエネルギー資源は主に、石炭、石油のほか、
天然ガス、原子力発電の燃料であるウランといった生活に欠かせない
化石資源になりますが、近い将来に枯渇すると予測されています。
2019年時点で、石油と天然ガスは50年、ウランは115年、石炭は132年が寿命と考えられています。
このことから、化石燃料に代わるエネルギー資源の確保が急がれています。