～サーキュラーエコノミーについて～

サーキュラーエコノミーとは、循環型経済システムを指します。
廃棄物をなくし、資源を循環させ、自然への負荷を低減して再生するための仕組みです。
大量生産・大量消費社会にみられる、「資源・エネルギーを採掘して、製品を作って、使い終わったら捨てる」という
一方通行のリニアエコノミー(直線型経済)という経済システムに対し、
「採掘して、作って、使ったら、それを利用してまた作る」という円の形で循環させる経済システムを
サーキュラーエコノミー(循環型経済)と呼びます。

～サーキュラーエコノミーの3原則~
・廃棄物や汚染をなくす
・製品、素材を最も価値の高い状態で循環させる
・自然を再生させる

~サーキュラーエコノミーとリサイクルの違い~
日本の環境政策３Ｒも含まれるリサイクルは、処分後の廃棄物をどのようにして再利用するかということに対し、
サーキュラーエコノミーは、廃棄物発生そのものを防ぐような製品のライフリサイクルを考えることを前提とします。

~サーキュラーエコノミーとSDGs~
サーキュラーエコノミーは経済システムであり、SDGsという目標を達成する手段のひとつと考えられます。