～解体工事のリスク⑥～

解体工事に起こりがちなリスクについて説明します。

・外壁の倒壊
　解体中の建物に関しては、外壁が不安定になっていることも少なくありません。

・リスクを回避するためには
　ワイヤーなどを使って固定しながら作業します。
　固定していても強度が十分ではなく、強風であおられてしまい崩壊する事もあります。
　足場の設置と同様に、ワイヤーも強固に固定することが大切です。

・重機や車両との衝突
　解体業者が操縦している重機や車両が一般車両に衝突してしまったり、
　その逆に衝突されてしまったりすることもあります。
　狭い路地などに重機や車両を駐車させていると、視界が悪くなることがあり、
　車や通行人や自転車などが交通事故に遭いやすくなってしまいます。

・リスクを回避するためには
　危険性が高いと判断される場所にはガードマンや誘導員を配置しましょう。
　しかし、コスト削減などの理由でガードマンなどを雇用できないこともありますが、
　そういった場合はなるべく視界の悪い道路には重機などを駐車させないといった対応を取ることも大切です。